九十九里 買えなかった海辺の土地 ③不動産屋の怠慢

(2024年09月19日)

こんにちは。
PJホームのスタッフです。

前回の続きです。

境界線が明確になっていないという点から
弊社の片岡が後になって気づいたことですが、
お隣のご主人がしきりに話しかけてきたのは
境界線がわからないまま
フェンスを建ててしまったことを気にして、
何度も「ここを買うのか?」と
聞いてきたのではないでしょうか。

片岡がお伝えした
境界線、水道、排水のことは、
お客様は不動産屋から聞いていなかったようで
「教えてもらって助かりました」
と感謝されたそうです。

また、ありがたいことに
「不動産屋さんに測量をお願いしましたので、
建築はPJホームさんでぜひお話をすすめたい」
と言っていただきました。

しかし、後日、お客様からご連絡があり、
なんと不動産屋があの土地を売らないと
言い出したそうです。


そのまま売って
あとは知らないふりをするつもりが、
測量やインフラのことを言われて
面倒になってしまったのでしょうか。

最初、敷地を確認した片岡が、
不審に思った点をお客様に伝えず
弊社がお断りすることもできたのでしょう。

ですが、重要なことを知らされないまま
買おうとしている方を目の前にして、
見て見ぬふりはできなかったそうです。
一期一会を大切にして、自分の知識が
役立つことがあれば伝えるべきだと…。

今回のように不動産業者のなかには
「現況有姿」として説明義務を
怠慢している業者も混在していますので
注意が必要です。

ちなみに弊社では
家を建てる前の敷地探しから
お手伝いしておりますので、
ぜひお気軽にご相談ください。