土地調査でわかったこと ③お断りと調査報告
(2023年04月11日)こんにちは。
PJホームのスタッフです。
前回のブログの続きです。
工事中の騒音などのクレームは
工務店が対応いたしますが、
境界線に関しては施主様のご対応となります。
隣人トラブルがあっても
お客様が解決に向けて動いてくださるのでしたら
弊社も全面的にご協力させていただきますが、
今回のお客様は、そのようなお気持ちが
全くないようでしたので、残念ながら
お断りさせていただくことになりました。
こだわりの注文住宅は
お客様と弊社が力を合わせて
一緒につくりあげるものだと
弊社は考えているからです。
今回、ご契約に至らず無償でしたが
弊社の片岡は土地調査結果を
お客様へご報告させていただきました。
それ以前に、
他社が制作した図面があると伺っていたので
その業者も土地調査しているはずですから、
敷地状態や隣人のことは報告がなかったのか
疑問は残りましたが…。
残っている切り株は数万円で撤去できることや、
道路アスファルトの色で
引込み箇所に違和感を覚え調べた結果、
水道の引き込みが
図面と現況で違っていることを伝えたところ、
びっくりしておられました。
通常、所有している土地に接している道路から
直接引込みしますが、
なぜかわざわざ他人の土地を経由して
隣地の方の水道メーターにつながっているのか、
図面もお渡しして、市役所や水道局に
問い合わせたほうがいいと
アドバイスもさせていただきました。
また、引込みの件で
法的に争うことも辞さないとおっしゃっていたので
隣地の方には
新たに正しい箇所で引込みをしてもらい、
その上でその水道をこちらで利用させてもらえば
水道本管引込み料の何十万円が浮く
ということもお伝えしました。
どの業者に頼まれるのであれ、
お客様にはいい家づくりをしていただきたいです。