高知県での視察 ②土佐漆喰

(2024年12月28日)

こんにちは。
PJホームのスタッフです。

弊社の片岡は高知の視察で、
土佐漆喰の製造工場を
見学させていただきました。

そもそも漆喰の原料である石灰石の産地は、
高知のほかにも栃木、岡山、
山口、大分などがあげられます。

片岡が見学させていただいた
田中石灰工業さんは創業130年。

ここでは一般的な漆喰とは違って
重油焼成ではなく、
伝統的な徳利窯を使って
石灰に工場塩を加えて
ゆっくり焼成していくので
粒度の大きい消石灰になるそうです。
この消石灰は食品添加物としても
利用されているものです。

昔ながらの製法を守り続けて
土佐漆喰用に焼成した塩焼き石灰と、
1ヶ月以上発酵させたワラスサを
水練りし3ヶ月以上熟成させるなど、
手間暇かけてつくられた土佐漆喰は
厳しい気候に対応する耐久性があります。

漆喰を使うメリットは、
埃やゴミが付着しにくいため
美しい状態を保てること。
また調湿作用により
室内の温度や湿度を一定に保つ効果があり、
結露も防ぎますのでカビ対策にもなります。

田中石灰工業さんでは、
低コストで施工できる
生石灰クリームも販売しています。
また、植物繊維を配合した
クラック防止効果がある業界初の漆喰は
特許を取得されているそうです。
ご興味のある方は
PJホームまでお問合せください。

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