高知県での視察①土佐桧(とさひのき)続き

(2024年12月17日)

こんにちは。
PJホームのスタッフです。

前回の続きで土佐桧のお話です。
高知県は面積の84%を林野が占める
全国屈指の森林県です。

森林率は全国でトップ、
県内には四万十川や仁淀川が流れ
その大自然のなかで
生み出された恵みの一つが土佐桧です。

土佐桧は強度が高く耐久性があり、
よい香りが長年続く
古くから日本で親しまれてきた
最高級の建築用材です。

大阪城築城の際には土佐桧が採用され
豊臣秀吉から
「日本一」のお墨付きをもらったことで、
全国に知られる銘木となったといいます。

土佐桧の特徴は、
木材の芯のあざやかな赤みと強い香り。
油脂分を多く含んでいるため、
年月と共に光沢が増すところも魅力です。

天然素材で安心・安全で高品質ですが、
自然由来のため製品ごとに
強度や含水率が異なってきます。

高知へ視察に行ってきた弊社の片岡によると、
高知おおとよ製材さんでは
加工した構造材を
強度測定器や含水率計で測定し、
一本一本の性能や品質を確認して
出荷しているとのことでした。

PJホームでは、これからも
土佐桧のよさを千葉でも
広めていきたいと思っています。

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