高知県での視察 ①土佐桧(とさひのき)

(2024年12月03日)

こんにちは、
PJホームのスタッフです。

弊社では、在来工法をご希望のお客様には、
以前から主要構造材として
土佐桧を採用してきました。

そしてこの度、弊社では
高知県が推進する
「土佐の木の住まい普及推進事業」に
参画させていただき
「土佐材パートナー企業」として
登録いたしました。

先日、弊社の片岡は、
土佐桧への理解を深めるため
現地で視察してきました。

土佐桧といえば、
大阪城などで使用されており
強度が優れていることで定評があります。

片岡によると、出発前に
たまたま見ていたNHKの歴史番組で、
戦国時代に長宗我部元親が森林管理をして
建築好きな豊臣秀吉に
木材を献上していたことなどが
取り上げられていたそうです。

そのなかで、なぜ土佐桧は
桧のなかでも強度が高いのかを
検証するため土壌を調査していました。

その結果、植物の成長にストレスを与える
マグネシウムやニッケルの濃度が高く
他の植物が育ちにくい環境のなかで、
桧が日光を独占し時間をかけて
成長することがわかったそうです。
年輪は通常2~3ミリですが、
土佐桧は1ミリ以下もあるのだとか。

片岡は、番組で紹介されていた
白髪山の近くにある、
高知おおとよ製材さんを訪問し、
原木から乾燥、製材の行程を
見学させていただきました。

次回へ続きます。

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