輸入住宅の修理 ②輸入建材は仕様や説明書の保存を

(2023年12月19日)

こんにちは。
PJホームのスタッフです。

前回の続きです。

今回、洗面台の修理でお伺いしたのですが
「実はほかにも
見てほしいところがあるんです。
どの業者さんにも断られてしまって…」と奥様。
大変困った様子だったとか。

片岡が拝見させていただくと、
まだ築13年なのに天井からは雨漏り、
木製サッシや壁の腐敗が進んでいました。

湿気の千葉県では、
外側に木製の窓枠を使うことは
まずありません。

外はアルミや樹脂などにして、
屋内側だけ木製にするのが鉄則です。
どうして屋外側に
木を使ってしまったのでしょうか…。

住宅の修理は基本的に
施工した業者が行うのが一番です。
他の業者は、仕様がわかりませんし、
万が一、壊してしまえば
責任を負うことになりますから、
対応してくれないところが多いのは
無理もないと思います。

そもそも
アフタフォローができない施工業者は、
最低限、図面や建材の保証書などの
必要書類を施主様にお渡しするべきです。

他社建築で図面もなく仕様もわからないなか、
弊社の職人さんたちは、片岡の顔を立てて
今回の難しい修理も心よく引き受けてくれました。

そのおかげでこうして弊社は
「住まいの駆け込み寺」として、
お客様のお役に立てることができるのだと、
改めて職人さんたちに
感謝の想いがあふれてきた片岡でした。

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