佐倉市M様 ⑬大工さんの造形下地

(2024年07月02日)

こんにちは。
PJホームのスタッフです。

前回の続きです。
造形下地とは、漆喰を塗る前に
大工さんがつくる下地のことです。
これがきちんとつくられていないと
漆喰がうまく仕上がりません。

塗り壁は天井をドームにしたり、
壁をアーチにしたり、
曲線でおしゃれ度を上げることもできため
ご興味のある方にご提案しております。

また、施主様と大工さんが直接、現地で
打ち合わせをしながら進めてくれるので、
お客様の描いているイメージが
大工さんにきちんと伝わります。

弊社の片岡いわく、一般的な施工業者は
図面通りにしかつくれないので、
お客様と職人さんが直接話さないよう
指示しているところも多いのだとか。

実際にM様邸では、
玄関の造作工事を進めていたときに
「玄関との仕切りの壁は、下に空間を
つくったらもっとよくなるのでは?」
と大工さんが提案してくれました。

施主様も賛成し、その結果、
とてもおしゃれな玄関に仕上がりました。


こうしたエピソードは、
現場で大工さんとお客様が
相談できるから実現したことです。

玄関はイタリア製の床タイルです。
手間がかかり職人さん泣かせの
イレギュラータイルは真四角ではなく
大きさが微妙に違うからこそ
自然な風合いに仕上がります。
目地の幅が均一ではないので、
腕のよい職人さんでなければ難しい施工です。

次回へ続きます。

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