佐倉市M様 ⑥こだわりのフランス瓦
(2024年03月15日)こんにちは。
PJホームのスタッフです。
佐倉市M様のエピソードの続きです。
フランス瓦など海外製の瓦は、ここ数年、
コロナや円安の影響で
価格が高騰していますので
屋根をすべてフランス瓦にすると
コストがかさんでしまいます。
そこで、担当の片岡は
一番目に留まる正面の玄関の上だけに
フランス瓦を取り入れるご提案を
させていただきました。
海外製の瓦は、日本の瓦と違って
施工のための穴が空いていなかったり、
規格がしっかりしておらず
微妙に大きさが違ったりしますから、
弊社の職人さんのように
瓦によって臨機応援に調整しながら
施工する必要があります。
それには高い技術力が必要ですが、
それをこなせる職人さんの数が圧倒的に少なく
他社では海外製の瓦を使いたくても
施工できないというケースも多いのです。
今回、M様邸の屋根に使用したのは
南欧の瓦文化の原点である
バレル形瓦「カナル」。
その起源はローマ時代まで遡ると
言われています。
上丸、下丸が交互に重なり合う
波型のかわいい意匠は
本格的な南欧住宅の
温かみ溢れる佇まいとなります。
またカラーバリエーションもあり、
温かみや色合いを楽しんだり、
アンティークテイストなども選べます。
素焼きの瓦なので、同じ製品でも
まったく同じ色というわけではありません。
それぞれが少しずつ
違った色になっている瓦が並べられることで
プロバンステイストになります。
次回へ続きます。
関連記事
-
> 千葉市S様 ②あきれた建設会社(続き)
-
> 千葉市S様 ①あきれた建設会社
-
> 佐倉市M様 ⑮プロバンス風の外構
-
> 佐倉市M様 ⑭オーダーアイアンと階段
-
> 佐倉市M様 ⑬大工さんの造形下地
-
> 佐倉市M様 ⑫手造り洗面台
-
> 佐倉市M様 ⑪本格的な輸入キッチン
-
> 佐倉市M様 ⑩漆喰塗りがご家族のたのしい思い出に
-
> 佐倉市M様 ⑨オーク床材と無垢材のドア
-
> 佐倉市M様 ⑧無垢材について
-
> 佐倉市M様 ⑦オーク床材
-
> 輸入住宅の修理 ②輸入建材は仕様や説明書の保存を
-
> 輸入住宅の修理 ①10年以上使えなかった洗面台
-
> お打ち合わせは決めた後でも悩むもの
-
> 富津市Y様 ⑦出会ったお客様一人一人が財産
-
> 富津市Y様 ⑥アーリーアメリカン&こだわりのブルー
-
> 富津市Y様 ⑤出張お打ち合わせ
-
> 富津市Y様 ④大手ハウスメーカーのずさんな工事(続き)
-
> 富津市Y様 ③大手ハウスメーカーのずさんな工事
-
> 社長が続けているアルバムプレゼントとトイレ掃除
-
> 弊社と携わっている人、みんなが幸せに
-
> ウッドショックや住宅設備の品薄
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ⑨見積書と入居宅見学
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ⑧土地は建築業者に見てもらう
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ⑦現場で変更可能かどうか
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ⑥職人は自社手配か確認を
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ⑤施主様と業者が一緒に進めていく
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ④業者探しのポイント
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ③業者と施主様のミスマッチを防ぐ
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ②譲れない点を出し合う
-
> こだわりの家づくりを成功させるには ①スクラップブック
-
> 2021年に家を建てる方へ4つの支援策
-
> 減築とは?
-
> 超高機能・超高耐久性を誇るシラス外装材
-
> 健康塗料「リボス」とは?